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<title>北京五輪 インタビュー：Sports@nifty</title>
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<description>＠niftyがお届けする北京五輪特集です。最新のニュース、競技結果はもちろん、競技ルールや国別メダル獲得数などの情報満載です。</description>
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<title>武田美保さんインタビュー　vol.4</title>
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<description>「どこがメダルをとってもおかしくない」と言われるほど、実力が拮抗している今回のシンクロナイズドスイミング（以下、シンクロ）。長年ライバルとして、金・銀を争ってきたロシアをはじめ、実…</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.4em;color: #ff3300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「ハラハラドキドキさせてくれるような演技を期待したい」&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「どこがメダルをとってもおかしくない」と言われるほど、実力が拮抗している今回のシンクロナイズドスイミング（以下、シンクロ）。長年ライバルとして、金・銀を争ってきたロシアをはじめ、実力を伸ばしてきた他の国々との戦いの行方は、本番を迎えるまで分からなそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本は、アテネ五輪まで引っ張ってきた立花美哉さん、武田美保さんのデュエットコンビや井村雅代コーチが抜け、新しいメンバーでどのような演技を見せるのか。順位もさることながら、演目にも注目が集まります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、アトランタ、シドニー、アテネと3回の五輪に出場した武田美保さんに、各大会の思い出と北京五輪での見所などをお伺いしました。本インタビューは、全3回でお届けします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　北京五輪で、いまのメンバーたちが、どのような演技をすれば、金メダルがとれると思いますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;250&quot; height=&quot;166&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/22/0401.jpg&quot; title=&quot;0401&quot; alt=&quot;武田美保さん&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;いつの時代も同じことがいえると思いますが、手足の長さとかバランスなど、体型的には、日本人は不利なところは、多少あるかと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、ほかの外国人の選手には、真似のできない表現ができると思うんです。たとえば、清水宏保さんも、めちゃくちゃ小さいですが、ロケットスタートで、不利な体型を克服して金メダルを獲得されましたよね。だから、今度の北京五輪で私たちの後輩が、自分たちの体型で、一番いい足の上げ方とかを、とことん追求して、それに思いっきり、自信と誇りをもってくれたらいいなと思います。それを出すためのトレーニングに集中していたら、メダルとれなかったらどうしよう…とかいう時限の話ではなくなってくると思うんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな限界ギリギリのパフォーマンスをやろうとしているのなら、そんなことに頭を割いている時間なんてないと思います。きちんとトレーニングができたら、自信ってオーラになって現れてくるんです。ぜひ、自信をもって、舞台に立って欲しいなと思いますね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　特に注目されている選手っていますか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/22/0402.jpg&quot; title=&quot;0402&quot; alt=&quot;0402&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt;
&lt;/strong&gt;OGとして、プレ五輪のときから、日本の演技がどこまで変わっているか、というのは注目しています。ただ、個人的には、ライバルとして一緒に大会に出ていた、ロシアのアナスタシア組みが気になりますね。引退して、彼女たちの演技を見て、本当にすごいなと思ったんです。まるで、一人で泳いでいるように、見えるんですよね。それくらい距離感も近くて、どんなにつらい足技をやっても、乱れない演技を何度か見せてもらいました。また、人間業とは思えない演技を北京で見せてくれたらいいな、と、勝手に思ってます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;五輪になると、どの国も趣向をこらしてきます。毎年レベルはあがってくるんですが、五輪のときに限って、飛躍的にな伸びがあるんです。本当にびっくりするような演技をやってのけちゃう。&lt;br /&gt;今までに比べると、かなりエンターテインメント性が出てきましたので、振り付けに注目すると面白いのではないでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あとは、五輪の中でも、今回は一番順位の変動がおこると思います。どこがメダルをとってもおかしくない、というほどの団子状態なので。&lt;br /&gt;日本には、ぜひメダルをとってほしいですが、一競技として、一ファンとしてみたときに、ハラハラドキドキ、させてくれるような演技を期待したいですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　それでは、最後に今回出場する日本人選手に向けて、エールをお願いできますか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;すごく難しいですが、みなさん悔いが残らないように、一回の妥協を作ることなく、毎日何かを得た！というのを、直前まで増やしていってください。その延長線上に、必ず、そのパフォーマンスは、ついてくると思います。&lt;/p&gt;

&lt;table width=&quot;515&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; bordercolor=&quot;#e2e3ec&quot; border=&quot;2&quot; align=&quot;center&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;■武田美保（たけだ みほ）&lt;br /&gt;1976年京都府・京都市生まれ。５歳から水泳を始め、７歳からシンクロコースに入門。13歳の時に、井村シンクロクラブに移籍。1997年より立花美哉選手とデュエットを組み、その後日本選手権７連覇を果した。アトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪の３つの五輪で、銀・銅・合わせて５つのメダルを獲得。引退後は表現の道をさらに高めるべくラスベガスへ短期留学。柔軟性を高めるためにネバダ州立大学発行のピラティスインストラクター公認資格を取得。DVDと書籍にて『ピラティスライフ』をリリースし、スタジオのプログラム作成にも参画（こころこあボディ＆スピリット）。ミズノ「スピード・アクアライフアドバイザー」、CM出演、水着のデザインなどさまざまなジャンルに挑戦しながら新たなシンクロの普及に努める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＞&lt;a target=&quot;other&quot; href=&quot;http://takedamiho.cocolog-nifty.com/blog/&quot;&gt;武田美保blog　それいけタケミホ&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;</content:encoded>



<dc:creator>Sports@nifty</dc:creator>
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<item rdf:about="http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/vol3_540b.html">
<title>武田美保さんインタビュー　vol.3</title>
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<description>「どこがメダルをとってもおかしくない」と言われるほど、実力が拮抗している今回のシンクロナイズドスイミング（以下、シンクロ）。長年ライバルとして、金・銀を争ってきたロシアをはじめ、実…</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.4em;color: #ff3300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「ハラハラドキドキさせてくれるような演技を期待したい」&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「どこがメダルをとってもおかしくない」と言われるほど、実力が拮抗している今回のシンクロナイズドスイミング（以下、シンクロ）。長年ライバルとして、金・銀を争ってきたロシアをはじめ、実力を伸ばしてきた他の国々との戦いの行方は、本番を迎えるまで分からなそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本は、アテネ五輪まで引っ張ってきた立花美哉さん、武田美保さんのデュエットコンビや井村雅代コーチが抜け、新しいメンバーでどのような演技を見せるのか。順位もさることながら、演目にも注目が集まります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、アトランタ、シドニー、アテネと3回の五輪に出場した武田美保さんに、各大会の思い出と北京五輪での見所などをお伺いしました。本インタビューは、全3回でお届けします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　アテネ五輪でも、チームとデュエットで出場されることになりますが、ともにいい状態で入ることはできましたか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;250&quot; height=&quot;166&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/22/0301.jpg&quot; title=&quot;0301&quot; alt=&quot;武田美保さん&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;最後のアテネ五輪のときは、自分自身を統制できました。すごく達成感を得られた大会になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シドニー五輪後、勝ったり負けたりを繰り返していました。&lt;br /&gt;その間「もう年齢的にも引退してもいいかな」とも思ったのですが、このまま引退して、テレビでアテネ五輪を見ているときに、この演技だったら、「勝てたかも」とか、なんか「やってたら…」と考えてしまうのではないか、と思ったんです。それは嫌だなと。決断までは時間がかかりましたが、アテネ五輪までは、続けようと心に決めました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　途中で引退も決意されていたんですね。結局、アテネが最後の五輪となりますが、同大会の感想を教えていただけますでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/strong&gt;もうここまでやって、これだったら、もういいわ！と思えるところまでやっていきたいなと思ったので、かなり決断までには時間がかかりましたが、28歳（アテネ）までは続けようと思って。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;で、アテネは個人的にはすごく、自分をコントロールした達成感がありました。ピークの持って行き方が、経験値として分かっていて。なので、選考会でも、もちろんピークを持ってくるんですが、その後の練習でも気持ちが切れないようにしました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;苦い経験が生かされて、選考会の後とかも、練習にもすごく意欲的にできました。もちろん年齢やキャリアの面で、チームを引っ張っていく役割だから、というのもありましたが、はっきりと目標を定め、都度到達しているかを確認して、成長していくことができました。&lt;br /&gt;とにかく、やり残しをなくそうと思い、1年間続けてきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なので、毎日が充実していました。それまでに自分の中に蓄積した膨大な数のファイリングがあったから、アテネ五輪本番では、特別なことをせず、いつもと同じく、客観的に自分を見つめることができました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、ビデオでそのときの演技を見たら、まだまだ、と思う面がありました。でも、選手として、どうありたいか、どのように大会を迎えたいか、五輪をどのように制したいか、という観点で考えたときに、すべての項目で合格点だったので、とてもすがすがしい気持ちで引退を迎えられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　アテネ五輪の1年前に、ガラッと演技構成を変えたかと思いますが、それに対する不安はありませんでしたか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;250&quot; height=&quot;375&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/22/0302.jpg&quot; title=&quot;0302&quot; alt=&quot;武田美保さん&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;特にありませんでしたね。子どものころから、基本を徹底的にされたので、基本がぶれなければ、どんなテーマが来ても大丈夫でした。&lt;br /&gt;むしろ、間に合うかなというよりも、立花さんともう8年も組んでいるんだから、申し合わせなくても、自然と足の角度などが合ってくるんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;組んだ当初は、足の長さは違うし、柔軟性は違うし、バラバラなので、それを埋め合わせる作業から行っていきます。例えば、初動の角度は30度で、横にいくときには、45度になって、次に60度になって…と、足を一周回すだけでも、微妙に角度を変えているんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それを一つずつ確認をしていって、お互いの体に覚え込ませます。だから、テーマが変わっても、すぐに対応できるようになります。また、むしろ前のものに固執して、同調性を高めていくよりも、ロシアに対して、もっとチャレンジしていけると思える演技なら、何でもする！と思っていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　逆に自分たちで、コーチなどが考えたものに対して、意見することってありませんでしたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シドニー五輪後ですね。同じ失敗を繰り返したくないと思ったのと、転機があって…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;世界水泳・福岡のときに、私たちはチームでは出場しませんでした。メンバーからわざとはずれて、私はデュエットに、立花さんは、ソロとデュエットに専念したんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だから、合宿が3人だけでした。今まではコーチと選手、という会話だったのですが、合宿を通じて、普通のコミュニケーション、シンクロ以外のことが増えてきて…。そうすると、普段先生が考えている何気ない話が、先生はこう思って、人に接しているんだ、とか、すごい理解が深まりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;逆に先生も、私のことを理解していただけるようになりました。立花さんがソロの練習をやっているときに、私がずっと課題だった高さとか、どうやったらうまく見せられるだろうか、とか、自分磨きに時間がとれたんです。&lt;br /&gt;その間に、井村コーチと話しながら、一緒に作り上げていく楽しみを覚えました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このときに、アテネ五輪まで続けてよかったと感じました。コーチとの関係が、人間対人間というふうに変われたのも、後々の人生含めて考えても、本当によかったと思っています。&lt;/p&gt;

&lt;table width=&quot;515&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; bordercolor=&quot;#e2e3ec&quot; border=&quot;2&quot; align=&quot;center&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;■武田美保（たけだ みほ）&lt;br /&gt;1976年京都府・京都市生まれ。５歳から水泳を始め、７歳からシンクロコースに入門。13歳の時に、井村シンクロクラブに移籍。1997年より立花美哉選手とデュエットを組み、その後日本選手権７連覇を果した。アトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪の３つの五輪で、銀・銅・合わせて５つのメダルを獲得。引退後は表現の道をさらに高めるべくラスベガスへ短期留学。柔軟性を高めるためにネバダ州立大学発行のピラティスインストラクター公認資格を取得。DVDと書籍にて『ピラティスライフ』をリリースし、スタジオのプログラム作成にも参画（こころこあボディ＆スピリット）。ミズノ「スピード・アクアライフアドバイザー」、CM出演、水着のデザインなどさまざまなジャンルに挑戦しながら新たなシンクロの普及に努める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＞&lt;a target=&quot;other&quot; href=&quot;http://takedamiho.cocolog-nifty.com/blog/&quot;&gt;武田美保blog　それいけタケミホ&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;</content:encoded>



<dc:creator>Sports@nifty</dc:creator>
<dc:date>2008-08-22T09:55:05+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/vol2_e79b.html">
<title>武田美保さんインタビュー　vol.2</title>
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&lt;p&gt;日本は、アテネ五輪まで引っ張ってきた立花美哉さん、武田美保さんのデュエットコンビや井村雅代コーチが抜け、新しいメンバーでどのような演技を見せるのか。順位もさることながら、演目にも注目が集まります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、アトランタ、シドニー、アテネと3回の五輪に出場した武田美保さんに、各大会の思い出と北京五輪での見所などをお伺いしました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　アトランタ五輪（1996年）を経験して、ほかの国際大会との違いも実感されたかと思います。その違いと、アトランタの次の五輪（シドニー大会）のときのお話を聞かせていただけますでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;0201&quot; height=&quot;166&quot; alt=&quot;武田美保さん&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/21/0201.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;周りの注目度が違いますよね。観客数が全く違います。子どものころから、五輪は、テレビにかじりつくようにして見ていました。「あの舞台に、自分が立てるんだから」と思うと、自分の思い通りの演技ができて、成績もそれに見合って、終えたいなと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そういう思いを持って、シドニー五輪への4年間が始まりました。アトランタ五輪では、チームだけの演技だったのですが、シドニーでは、デュエットが復活して、チームとデュエットの2つに出場しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アトランタ五輪の経験値があったから、シドニーのときは、すごく冷静に舞台に立てました。いい意味での緊張感、高揚感があって、胸をはって、思いっきり自信をもって、出ていけたんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私たちが、空手のポーズをとって瞬間に、会場がものすごい沸きました。アトランタ五輪のとき以上のお客さんがいて、歓声の大音量が空気を振るわせて、私たちの立つ土台を揺らしたんでしょうね。地響きみたいに足下がゆれたのを今でも覚えています。絶対に素晴らしい演技ができるに違いないと信じて泳ぎました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;実は、そう感じたのは、8人全員で…。終わった後、選手同士で話をしていたら、「地震みたいだったんだよね。行けると思ったんだよね！」とみんな、口々に言ってたんです。同じ感覚になれていたからだと思うんですけど、演技が終わっても、まだ余力が残っているくらい元気に泳ぎ終えられた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演技を終えてから、なかなか演技をほめてくださらない先生からも、大きな丸印が出たんです。点数うんぬんよりも、泳いだ後の手応えや、先生から「今までの中で本当に最高だった。歴史に残る演技をしてくれた」とおっしゃっていただいたことが、本当にうれしかったんです。それまで、先生から、そんなほめられ方をしたことはなくて…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シドニーでちゃんと、五輪に向けてのトレーニングという意識をもって、五輪でメダルをとるためには、こういうレベルの技術が必要で、そのためには、どんな練習が必要で、どんな練習をしていくか、ということをちゃんと自分の中で、理解をしていて。で、場を制して、あの歓声の中、どんどん、どんどん手拍子などが鳴っていて。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;集中していると、クリアに手拍子の音などが聞こえてくるんですよね。水の中だと、あんまり聞こえなさそうなんですが、集中していたら、音とか、水の感触とかに、すごい敏感になると思います。そんな感じでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　チームでは、非常にいい状態で演技も出来たとのことですが、一方のデュエットはいかがでしたか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;0202&quot; alt=&quot;武田美保さん&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/21/0202.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;チームみたいな、いつもの演技をすれば大丈夫、というところまで、私自身が持って行けてなかったんですね。立花美哉さんと、デュエットを組んで、まだパートナーとしての自分の泳ぎ方というのを確立できていなかったんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;やはり、高さの面で壁がありました。私の足がすべて水面上に出ていたとしても、立花さんの足が全部出ていたら低いので…。能力以上のことを、パートナーとして求められたんです。でも、全部以上出すというのは、難しくて。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;高さだけではなくて、できていないまま大会に出る。しかもそれが、五輪というのは、やってはいけないことなんだな、と思いました。「不安って、こういう形で出るんだ」というのを、シドニーのデュエットで初めて痛感しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;フリールーティン決勝で、スローパートのときに、立花さんと私の足が接触したんです。たぶん不安を乗り越えられなかったんですね。筋肉などを過緊張で、萎縮させてしまっていたんだと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;動作の一つひとつに、かなり細かいポジションを決めているんです。だけど、本番のときに、ポジションどりがうまく行っていないのが、入る直前まで気づけていなかったんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いつもは、腰の位置くらいに立花さんがいるはずなのに、胸の位置あたりにいて。入る瞬間に「あ、近すぎる」と思ったんですが、遅すぎて。練習をやっていて、一度もそんなミスしたことないのに、決勝で初めてのミスをおかしてしまいました。足が当った感触だけが残っていて。「今のって？今のって!?」みたいな感じで、信じられない気持ちを引きずったまま、最後まで行ってしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もうカバーしようとかじゃなくて、足の感触が離れないんですよ。当たった…。井村先生も、ほとんどコメントがなかったですね、終わってから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　チームとデュエットで、全然心理状態も、状況も違ったんですね。色としては、同じメダルですけどね。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;うーん…テクニカルルーティーンが、割といい出来だったので、もっと金メダルに届かなくとも、ロシアに点数でクロスできるんじゃないかと思っていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この五輪の翌年に、初めての国内で世界水泳が開催されました。なので、クロスすることで、次へのシーズンに弾みをつけたかったので、ショックというより、1年間の練習を無にしてしまったという思いから、脱力感を覚えました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　つまり、アトランタ五輪とは、また違う宿題を持ち帰ってしまったわけですね。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうですね。チームは、大成功だったですが…。&lt;br /&gt;五輪で一番いいメンタルの状態で出られたのと、最悪なメンタルで出た、というのを両方を体験できたので、自分の経験値としてはかなり大きかったです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だから、アテネ五輪では、デュエットもチームも2種目とも、いいメンタルで出たい！と思っていました。&lt;/p&gt;

&lt;table bordercolor=&quot;#e2e3ec&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;515&quot; align=&quot;center&quot; border=&quot;2&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;■武田美保（たけだ みほ）&lt;br /&gt;1976年京都府・京都市生まれ。５歳から水泳を始め、７歳からシンクロコースに入門。13歳の時に、井村シンクロクラブに移籍。1997年より立花美哉選手とデュエットを組み、その後日本選手権７連覇を果した。アトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪の３つの五輪で、銀・銅・合わせて５つのメダルを獲得。引退後は表現の道をさらに高めるべくラスベガスへ短期留学。柔軟性を高めるためにネバダ州立大学発行のピラティスインストラクター公認資格を取得。DVDと書籍にて『ピラティスライフ』をリリースし、スタジオのプログラム作成にも参画（こころこあボディ＆スピリット）。ミズノ「スピード・アクアライフアドバイザー」、CM出演、水着のデザインなどさまざまなジャンルに挑戦しながら新たなシンクロの普及に努める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＞&lt;a href=&quot;http://takedamiho.cocolog-nifty.com/blog/&quot; target=&quot;other&quot;&gt;武田美保blog　それいけタケミホ&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;</content:encoded>



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<title>武田美保さんインタビュー　vol.1</title>
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<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff3300;font-size: 1.4em;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「ハラハラドキドキさせてくれるような演技を期待したい」&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「どこがメダルをとってもおかしくない」と言われるほど、実力が拮抗している今回のシンクロナイズドスイミング（以下、シンクロ）。長年ライバルとして、金・銀を争ってきたロシアをはじめ、実力を伸ばしてきた他の国々との戦いの行方は、本番を迎えるまで分からなそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本は、アテネ五輪まで引っ張ってきた立花美哉さん、武田美保さんのデュエットコンビや井村雅代コーチが抜け、新しいメンバーでどのような演技を見せるのか。順位もさることながら、演目にも注目が集まります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、アトランタ、シドニー、アテネと3回の五輪に出場した武田美保さんに、各大会の思い出と北京五輪での見所などをお伺いしました。本インタビューは、全3回でお届けします。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　五輪に3大会連続で出場されていらっしゃいますが、どの五輪が一番、印象に残っていますか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;やっぱりそれぞれに思い出があって、比較ができないんですね。3つとも強烈な印象なので、一番とかの順番をつけられないんですよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　それでは、まずアトランタ五輪のときの印象から、詳しくお聞かせいただけますでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;0101&quot; height=&quot;166&quot; alt=&quot;0101&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/20/0101.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アトランタ五輪のときが一番、メダルをとらなければ、というプレッシャーを感じていました。五輪の前年度は重要なんですが、その前年の大会で、4位になってしまって…。今まで先輩方がずっと取り続けていたメダルを逃してしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、翌日に五輪予選がある特殊な大会で、その大会自体は4位だったのですが、同じ演技をして、翌日の五輪予選では、かろうじて3位で帰国することができました。それでも、今までの中で一番メダルが危ぶまれていましたね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;先輩たちが引退されて、新しい私たちの代でメダルがないというのは、本当にもう、今までの歴史に傷を付けてしまうというのがありました。まわりからも「メダルは固いだろう」と思われていたので、メダルがとれなかったら、どうしよう、と思っていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その一方で、子どものころからなりたかった、五輪代表のメンバーに入ることに照準が合ってしまっていたため、その後、うまく気持ちをもっていけなくて、練習もただ過ごすだけになってしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;初めての五輪なのに、「こうなりたい！」というのを全然持たなかったので、10時間も練習したのに、何も残っていかないんですよ。ただ無味乾燥で。長くプールにいて、だんだん疲れてきて、集中力も途切れてきて…と、最後の最後まで、そのような状態を引きずってしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;本番のアトランタの舞台に立ち、我にかえった瞬間、「どんなふうな動きをすればいいんだろう？」というくらい、わからなかったんですよ。とにかく、先輩方や先生たちに「こっちだ」と引っ張ってもらって…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終わってみたら、銅メダルだったんで、「これで、シンクロの先輩方が築き上げてこられた栄光を傷つけずに帰国できるわ」と思ったものの、終わった後に「やめたいな」と初めて思ったくらい、シンクロがつまらないものになっていました。自ら「こうなりたい、だからこの練習が必要。一歩ずつでもいいから、うまくなっていこう」という気持ちを持たない練習だと、嫌いになっちゃうんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　それまでは、できなくても、負けず嫌いの性格も手伝って、伸びていこうというのがあったのに、五輪に出たいという思いが強すぎて、一息ついてしまったんでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;0102&quot; alt=&quot;0102&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/20/0102.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;たぶん、そういうことが起こってしまって…。初めての五輪でメダルをもらったのに、「明日、水に入らなくてもいいんだ」ということが一番うれしかったんです。何かが違いますよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;こどものときには、あんなに「あれはかっこいいな」「あんなふうになりたいな」と、本当に四六時中、そんなことばかり考えていたので、しんどい練習とか、これ以上やったら、死んじゃう！というメニューをやっても、五輪選手になれるためなら、できたんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なのに、いざ五輪を終えてみると、すっごい空虚で、夢がかなうって、こんなに空虚な気持ちになるのかな？というのが一番最初の五輪でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこから改めて、日々の練習での時間の使い方とか、こうなりたい！ということをしっかりと考えました。それからは、自分に限界を作らず、日々進歩していることを実感していくことができました。もちろん、体はすごく疲れますし、毎日酸欠とかになりそうでしたが、それでも「良かった！今日も一つ進んだ」と感じられるのがうれしくて。そのうれしさがモチベーションになり、続ける原動力になりました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;―――　アトランタ五輪での苦い経験があったからこそ、シドニー五輪へとつながったんですよね？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうですね。アトランタ五輪以降、練習に取り組むスタンスが大きく変わりましたね。やっぱり、子どものときのように、本当にうまくなりたい！うまくなれるた！と、シンクロに没頭して、競技人生を終えたいというのがありました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アトランタのときは、子どものころからの夢だけあって、自分のピークを「五輪に行くこと」に持ってきてしまいました。それくらい、特別なものでした。&lt;/p&gt;

&lt;table bordercolor=&quot;#e2e3ec&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; width=&quot;515&quot; align=&quot;center&quot; border=&quot;2&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;■武田美保（たけだ みほ）&lt;br /&gt;1976年京都府・京都市生まれ。５歳から水泳を始め、７歳からシンクロコースに入門。13歳の時に、井村シンクロクラブに移籍。1997年より立花美哉選手とデュエットを組み、その後日本選手権７連覇を果した。アトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪の３つの五輪で、銀・銅・合わせて５つのメダルを獲得。引退後は表現の道をさらに高めるべくラスベガスへ短期留学。柔軟性を高めるためにネバダ州立大学発行のピラティスインストラクター公認資格を取得。DVDと書籍にて『ピラティスライフ』をリリースし、スタジオのプログラム作成にも参画（こころこあボディ＆スピリット）。ミズノ「スピード・アクアライフアドバイザー」、CM出演、水着のデザインなどさまざまなジャンルに挑戦しながら新たなシンクロの普及に努める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＞&lt;a href=&quot;http://takedamiho.cocolog-nifty.com/blog/&quot; target=&quot;other&quot;&gt;武田美保blog　それいけタケミホ&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;</content:encoded>



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<dc:date>2008-08-20T11:07:00+09:00</dc:date>
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<title>勅使川原郁恵さんインタビュー</title>
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<description>スケートのショートトラックの存在を日本に伝えたといっても過言ではない、勅使川原郁恵さん。現在は、別な方向で活躍の場を広げていますが、今回の北京五輪では、「ジャパンハウス（※1）」に…</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;スケートのショートトラックの存在を日本に伝えたといっても過言ではない、勅使川原郁恵さん。現在は、別な方向で活躍の場を広げていますが、今回の北京五輪では、「ジャパンハウス（※1）」にて、大会期間の後半に活動されることが決まっている。&lt;br /&gt;今まで冬の五輪を引っ張ってきた勅使川原さんに、出場した3大会を振り返っていただき、注目している選手などをお伺いした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　長野、ソルトレーク、トリノの3大会に出場されていますが、そのときの五輪の印象、思い出をそれぞれ聞かせてください。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;長野は初めて出場した五輪でしたが、地元で開催されるので、すごくやりやすかったです。周りの環境も慣れ親しんでいるし、みんなが協力してくれたので、レースに集中できました。一番いい五輪に出場することができたなと思いますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その長野での一番の思い出は、父親と母親も見に来てくれたことです。一番面白かったのが、父親が、私がレースをしていたときに落ち着かず、観客席をずっと歩き続けていたことです。「お父さん、何を落ち着かないのだろう？」と。私よりも、父親のほうが落ち着かなかったのを覚えていますね（笑）。でも、会場の声援が、日本語が多くて、それがすごく力になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一番成績も良かったです。リレーと、500mと1000mの3種目出場したのですが、全種目入賞できたました。初めての五輪で、全種目入賞できる人って、なかなかいないそうです。自分でも満足いく成績だったので、印象に残っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、順位は4位、5位、6位という成績で、メダルまで本当にあと一歩でした。印象に残っていても、メダルを逃した悔しさというのが非常に強くて、4年後の五輪もまた頑張ろうと自分自身に誓い、次の五輪を迎えることができました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;200&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/15/teshigawara1.jpg&quot; alt=&quot;Teshigawara1&quot; title=&quot;Teshigawara1&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その4年後のアメリカのソルトレーク（シティ）で行われた五輪は、すごく調子よくきていましたが、ちょうど1年前に顔を切るケガをしてしまい、調子を崩してしまいました。それがなんと1年前です！なかなか体調やバランスが整わなくて、そのまま五輪に出場という状況でしたので、苦い思い出がありますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もっと完璧な状況で臨みたかったなぁ、という思いが強くあったので、また頑張ろう！と思いました。もうちょっとしっかりと自分の体調を整えて出場したかったので、さらに4年間頑張りました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして、出場したのがトリノ五輪だったのですが、トリノのときは、当たり前ですが後輩も育ってきていて…。以前は後輩から追われる立場だったのですが、あるときから、自分が追う立場になっていて、代表選手に選ばれるかどうかのギリギリの線にいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、後輩よりも「五輪という場に立ちたい！」という強い思いがあったので、代表選手に選ばれることができて、見事３回目の出場を果たすことができました。&lt;br /&gt;トリノ五輪で滑り終えた後、やりきったと思えたのです。今までは、「悔しいから」とか、「もうちょっとだから」、と思って続けていたのですが、それを機に、引退を決意しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　あと一歩いくために、必要だったことは何だと思いますか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;気持ちを強く持つことだったと思います。優しい気持ちが出ちゃうと負けてしまうんです。そういうやさしい気持ちが、まだ自分自身にあったのかなと思います。&lt;br /&gt;憎たらしいくらいの気持ちがないと、そう思われるくらいじゃないとダメだと思うのです。やはり、中国や韓国の選手は「絶対に負けない！」という強い気持ちが心の中にあった一方で、自分にはそれがちょっと欠けていたように思いますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あとは、韓国で合宿をしにいったことがありますが、韓国は特にリンクが多くて、選手も多くて、コーチも多いです。いつでも練習ができる環境があるのはとてもうらやましいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本は、逆にコーチが少なくて、リンクも年々減っていてる、という悪循環。そこが一番の違いじゃないかなと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　五輪とそれ以外の大会で、違うことってありますか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;200&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/15/teshigawara2.jpg&quot; alt=&quot;Teshigawara2&quot; title=&quot;Teshigawara2&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt; &lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;五輪でも、世界選手権でも、出てくる選手はほとんど一緒なのですが、やっぱり、会場の雰囲気が非常に違いますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;世界中が一気に注目する。メディアも一気に注目するということで、会場の雰囲気が全然違うものになります。毎年の世界選手権と五輪とで。その雰囲気にのまれるか、のまれないかの差は、すごく感じられますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　それは肌で感じますか？入っていった瞬間に。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;感じますね。もう、世界選手権で、応援してくださる方の声は、普通に聞こえるくらいなのですが、五輪の応援は、会場が揺れるくらいの声援なのです。冷静でいないと、つぶれてしまいますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　レースをしている間って、音って聞こえますか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;はい。聞こえますね。応援している音も聞こえますが、私たちはコーチだけの声を聞くようにしているので、コーチの声は、きちんと聞こえます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;冷静に聞き分けられない選手は、経験が少ない選手で、本番に弱い選手。それを積み重ねていくことで、冷静に対処できるようになる。経験で対処できるようになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　五輪の印象って、出る前と出た後で違いましたか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;特に変わらないですね。出ている選手って、すごくイキイキしていると感じていました。昔から五輪を見ていても、出場している選手は本当にイキイキした姿でレースに臨んでいるので。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いざ、自分が出場することになっても、イキイキとした姿というのは、変わらなかったと思っています。選ばれた選手しか乗れないリンクに自分がいるというだけでうれしかったですし、大舞台で戦えて、やってきたことをやっと出せる！と思えました。&lt;br /&gt;そこに立ったときは、本当に居心地がよかったです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　冬の選手が、夏にトライすることがありますが、勅使川原さんは、トライしようと思ったことはありますでしょうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;200&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/15/teshigawara3.jpg&quot; alt=&quot;Teshigawara3&quot; title=&quot;Teshigawara3&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt; &lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ないですね。どちらかというと、陸上のトレーニングが嫌いだったんですよ。どうにか逃げようと思って。嫌いで嫌いでしょうがなかったですね、夏の走り込みとか、バイクとか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、逆にスケートリンクに立って、スケートの練習をするのは、大好きで。だから、みんなよりも先にスケート場にきて、練習していたくらいです。だから、スケートだったら、大丈夫なのですが、陸上は考えたことはないですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　今回は見る側に変わります。どのあたりを見てみたい、というのはありますか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今までは、自分のトレーニングを必死にやっているので、そういう時間がなかなか取れませんでした。ですので、ほかの競技もみてみたいなと思っていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;やっと、いろんな競技に接することができるようになりました。それぞれの競技に出場する選手も夏期と冬季で全く違うじゃないですか。夏の五輪は初めて間近で見て、体感できるので、どんなものかなと楽しみですし、そのすごさも見てみたいです。&lt;br /&gt;自分が想像しているときっと全然違うのでしょうね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;冬の五輪では、スキーとスケートの選手は、全く別の選手村に入るので、行動が全く別になります。夏は競技人数も圧倒的に多いですから、そのあたりの選手たちの気持ちもぜひ聞いてみたいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　今回、注目している競技、選手を教えてください。&lt;/strong&gt; &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img width=&quot;200&quot; border=&quot;0&quot; src=&quot;http://beijinginterview.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/08/15/teshigawara4.jpg&quot; alt=&quot;Teshigawara4&quot; title=&quot;Teshigawara4&quot; style=&quot;margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;&quot; /&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まずは、マラソンの野口（みずき）さん（※2）。同じ女性で、同世代なので、応援したいという気持ちがあります。あと、金メダルにすごく近いじゃないですか。&lt;br /&gt;なので、すごく期待している選手ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あとは、セーリングの女子470級の近藤（愛）選手、鎌田（奈緒子）選手組（※3）ですね。お話をしたことがあるのですが、すごく自信満々に、「この調子でいけば、金メダルとれます」とお話をしてくれたので、これは！と思って、応援したいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なかなか、あの競技も知られていないじゃないですか。私も、昔ショートトラックって、知られてなくて…。なので、知られている競技ではなくて、まだ知られていない競技も応援していきたいなと思って。その2人は、すごく注目しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あとは、射撃の中山（由起枝）選手（※4）。今、母親で、子どもがいるんですよ。この間、お会いしました。2000年の（シドニー）五輪に出たのですが、プレッシャーに負けて、一時引退をしたんです。その後、もう一度カムバックして、北京（五輪に）臨む選手なんですけど、一度引退をして、カムバックするという強い心の持ち主なので、次の五輪への気持ちの切り替え、という部分を見たいなと思っています。&lt;br /&gt;特に射撃というのは、集中力、気持ちが出てくるスポーツなので、そういう精神面も見たいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もちろん、水泳とか、柔道とか、必ず獲れる競技も気になりますが、まだ知られていない競技に注目していきたいです。あと、水泳は、水着もすっごく気になりますね。レーザーレーサーってどうなんだろう？とか。気になって、しょうがない。自分の着たいくらいですもん（笑）。話題になっているので。試してみたいですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　選手に会われる機会って、結構ありますか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;引退してから、ちょくちょくあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　全く別の競技の選手に話を聞いて、同じだと思うことが多いですか。それともやっぱり違うなという印象のほうが強いでしょうか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自分と思っていることと、同じことを思っている選手が多いですね。五輪に出た選手にお話を聞いても、「そうそう！やっぱり!!」みたいなことがあるんです。夏と冬でも、気持ちは同じなんです。通じることがすごくあって、それが話をしていて面白いですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　今回の五輪、こうやって楽しみたい！というのを教えてください。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;やっぱり私は、北京に行く機会を持つことができたので、選手と話がしたいです。&lt;br /&gt;いろんな選手が出場しているので、それぞれの選手によって、いろんな思いを持っているだろうと思っています。なので、メダル獲得うんぬんではなく、一人でも多くの選手から、いろんな話を聞いてみたいなと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;―――　今回、出場する選手へのメッセージ、エールをお願いします。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いつもどおり、冷静に頑張ってください！&lt;br /&gt;いざ、五輪の舞台に立つと、冷静でいるのは難しいですね。&lt;br /&gt;あと、体調管理。その日にベストな体調を合わせなきゃいけないので。それまでが大変かな。風邪をひかないように、ベストな状態で臨めるような体を作って頑張ってください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（※1）ジャパンハウスとは、運営本部および関係者へのホスピタリティサービスを提供する場所で、今回の北京五輪では、ニューオータニ長富宮に開設される。&lt;br /&gt;（※2）野口みずき選手は、8月12日、左太もも裏の肉離れなどを理由に出場を断念した。&lt;br /&gt;（※3）第6レースまで終わった段階で、15位（8月13日時点）。&lt;br /&gt;（※4）クレー射撃で、日本女子過去最高の4位と健闘した。&lt;/p&gt;

&lt;table width=&quot;515&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; bordercolor=&quot;#ffccff&quot; border=&quot;2&quot; align=&quot;center&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;なお、ココセレブインタビューでは、勅使川原さんが親善大使を務めるウォーキングの魅力や、ウォーキングの情報が満載のR9プロジェクトについて、語っています。&lt;br /&gt;＞&lt;a target=&quot;other&quot; href=&quot;http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2008/07/vol70_12a5.html&quot;&gt;ココセレブインタビュー&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;table width=&quot;515&quot; cellspacing=&quot;0&quot; cellpadding=&quot;0&quot; bordercolor=&quot;#e2e3ec&quot; border=&quot;2&quot; align=&quot;center&quot;&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;■勅使川原郁恵（てしがわら いくえ）&lt;br /&gt;1978年10月27日生まれ。元ショートトラックスピードスケート選手。1996年世界ジュニア選手権で総合1位に。世界選手権には11回出場、五輪に3回出場を果たす。トリノ五輪後に引退し、スポーツキャスターの道へ。また、日本ウォーキング協会の親善大使として、ウォーキングの普及活動にも力を注いでいる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;＞&lt;a target=&quot;other&quot; href=&quot;http://sports.nifty.com/dosports/r9-project&quot;&gt;R9プロジェクト&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;</content:encoded>



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